事例紹介

グローバルビューティーカンパニーの
主要工場にふさわしい 「ゲート(大型門扉)」と「傘立て」

物件名

資生堂福岡久留米工場

設計担当者

株式会社大林組 設計本部 建築設計部 副部長 小林 靖樹様

製品

手動ダブルスライド式引戸

手動ボックススライド式引戸

ウォールイン傘立て C type

  • 設計協力からデザイン提案まで担ってもらえるメーカー
  • 建築デザインに採用しやすい、高い機能性とシンプルなデザイン
  • 強度と機能性を兼ね備えた、ヒガノの製品開発に期待

需要が拡大するグローバルビューティカンパニーのスキンケア商品の生産を担う次世代型工場「株式会社資生堂 福岡久留米工場」の建設に伴い、設計に携わることになった大林組の小林靖樹様。本案件に採用いただいた「ゲート(大型門扉)」「傘立て」について、またエクステリアの重要性などを伺ってきました。

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小林 靖樹様/株式会社大林組 設計本部 建築設計部 副部長

設計協力からデザイン提案まで担ってもらえるメーカー

「株式会社資生堂 福岡久留米工場」を受注された経緯を教えてください。

過去に弊社で資生堂様のビューティアカデミー(美容技術専門学校)やベトナム工場の施工を行った実績はありましたが、設計から手掛けるのは栃木県大田原市にある「株式会社資生堂 那須工場(以下、那須工場)」が初めての案件でした。那須工場の建設が始まって半年後に「株式会社資生堂 福岡久留米工場(以下、福岡久留米工場)」のプロジェクトがスタートすることになりました。那須工場と同様の規模・機能を備えた施設で、引き続き弊社に設計のご依頼をいただきました。需要が拡大する国内外向けのスキンケア商品の製造拠点として、周囲の山々や河川と調和しながら環境に配慮した設計を目指しました。

工場の入り口の「門扉」、エントランスの「傘立て」に当社製品を採用いただいた決め手は?

フレキシブルな対応とクオリティへの信頼性ですね。金物(スチール)業界のメーカーは「図面をもらえたら何でもつくります」というところが多いのですが、ヒガノさんは設計協力をはじめデザイン提案までしてもらえる点が他社と一線を画していますね。相談したらすぐに提案に動いてくれるというのは、設計者としては非常にありがたいこと。そして特注の場合も耐久性などを検証した上で納品してもらえるのでクオリティへの信頼度は高く、那須工場に続いて採用しました。

竣工後、施主様からの感想などはありましたか?

資生堂さんが近年手掛けられた那須、大阪茨木、福岡久留米の3つの工場の中で集大成となる工場ですので、失敗するわけにいかず、プレッシャーもありました。デザイン・使い勝手とも、ある程度評価いただき、胸をなでおろしています。お客様用のエントランスには地元の素材「城島瓦」や「久留米絣」を使用していることもあり、地域貢献しているという面でも好評を博しています。那須工場の設計の際には「傘立て」のご提案はしなかったのですが、竣工後にあまり広くはない風除室に並ぶ「傘立て」を見て、福岡久留米工場では「傘立て」も設計に組み込んでみようと考えました。施主様にもご理解いただき、すっきりとしたエントランスを実現することができました。
「門扉」や「傘立て」は建築デザインの中ではほんの1パーツです。施主様としては個々の意匠にこだわるというよりは、動きや重さなどの機能的な面を気にされます。そのため、設計者としては機能を担保しつつ建築デザインとの調和を図りたいところです。

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「城島瓦」を用いたお客様用エントランスに調和する「ウォールイン傘立て」

建築デザインに採用しやすい、高い機能性とシンプルなデザイン

当社や製品の意匠についての印象を教えてください。

今回のような工場などの規模の設計となると、「門扉」や「傘立て」などのパーツの設計まで自分で一からデザインするのは難しく、素材選定やディテールは後回しになりがちな部分です。前述の通り、ヒガノさんはイメージを伝えるだけでデザインの提案までいただけて、特別なお願いをしなくても強度についても検証してもらえるので安心感があります。
またできるだけ避けようと思っていても、施工終盤になってエクステリア周りの設計変更が発生してしまうことがあります。そんな時、ヒガノさんは設計時から関わりコンセプトなどを理解してもらえているので、スムーズに進行できる点も非常にありがたいですね。
ヒガノさんの製品は機能性が高く、シンプルなデザインなので設計者として建築デザインに採用しやすいという点もポイントです。

設計者目線でエクステリアの重要性を教えてください。

昔から外と中のつながりをうまく解くことは設計者の永遠のテーマだと思っています。私自身、建物の完成度を求めるあまり、エクステリアとのバランスが取れない時期がありましたが、最近は建物と外構の関係性について常に考えるようになりました。有名な建築家の作品でも竣工時には「カッコ悪いな」と思っていても、使われはじめると「自然と人が集まるような建築」であったことに気が付くこともあります。そのような作品の特徴として、外観のデザインはかっちりし過ぎず、ある程度スキがあるおかげで人が引き込まれていて、利用者の自由な使い方に対する心理的なハードルが下がっているのを感じます。
ただお客様からは職場を働きやすくしたいという意識はあっても、地域との繋がりまで意識したご要望をいただくことはあまりないのが現状です。ここは設計者がまちづくりの視点から提案していくべき点だと考えています。

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「以前、小林様が設計した那須工場にも採用いただいた当社のダブルスライド式引き戸

強度と機能性を兼ね備えた、ヒガノの製品開発に期待

今後、ヒガノ、また製品に期待したいことはありますか?

つい先日の話なのですが、車がぶつかっても壊れない強度を備えながら照明がついている「ボラード」を探していたんです。車止めの横にわざわざ照明を設置したくないのでかなり探したのですが見つからず・・・。ヒガノさんに照明付きボラードをつくって欲しいというのが一つあります。また、ヒガノさんの設計技術でエクステリア全般の設計をサポートいただけるとありがたい。ヒガノさんと我々でエクステリアを一緒につくっていければ、弊社ひいては設計業界の若手のスキルの底上げにもつながり、この業界ももっと盛り上がっていくのではないかと思います。

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当社に「後進の設計士のデザインスキル向上も担っていただきたい」と期待を寄せる小林様

※取材撮影は2022年4月に実施しており、掲載されている内容は取材時点のものです

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